近年は管理釣り場や冬季専用釣り場などの充実によってフライフィッシング(トラウト)は一年を通して楽しまれるようになってきました。
とはいえ、大多数の渓流は9月或いは10月中にシーズンを終了し、来春までの禁漁期が設定されています。
これはもちろん、ヤマメやイワナと言った在来渓流魚の産卵期を守ることが目的です。
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秋が深まったら紅葉を愛でながらのんびり里川のオイカワ釣りが気分です。 |
蛇足ですが、ニジマスの産卵期は日本の渓流魚とは異なり春です。
ニジマスの自然産卵/再生産が日本の渓流で難しい理由はこの辺りにあるのかもしれません。(つまり産卵期の魚も釣られてしまう。)
さて、毎年渓流トラウトシーズンの終了とともにお問合せが増えるのがオイカワフィッシングについてです。
オイカワ用のフライをお買い求めいただくことはもちろん、技術的なことやポイントについての質問・・・と様々ですが、中にはオイカワ用のロッドを持っていないから躊躇していると言う方もいらっしゃるようです。
僕自身は一般的な渓流トラウト用のタックルを流用しているのですが、今回はオイカワ向けのタックルはどんなものが向いているのか簡単に検証してみたいと思います。