2015年5月16日土曜日

ウェットフライを幾つか

このブログで紹介している釣行記の中でもすでに幾つか紹介しているのですが、僕はウェットフライも結構好きです。イヤ、大好きです♪
今日はその中で幾つか、最近巻いたものを改めて紹介したいと思います。


このブログを良くご覧いただいている方にはお馴染みかもしれませんが、カナダにラフド・グラウス Ruffed Grouse という野鳥がいて、これはハンティングの対象として人気のある鳥です。
一般的にグラウスと呼ぶとライチョウの仲間なのですが、この鳥はむしろウズラ(パートリッジ)に近いと言えます。羽根の質感もパートリッジに似ていて僕の大好きなフライタイイングの羽根素材です。



一般的にはソフトハックルや、非常に魅力的な斑の入ったテイルを用いる(上の写真2枚)ことが多いのですが 、あえてそのテイルの脇に生えている黒い羽根の部分を使ったウェットフライが最近の僕のお気に入りです。
一番上に紹介した写真がそのウェットフライで、イメージとしてはカディス・イマージャーと言えるでしょうか。
夏はテレストリアル・ウェットとしても良さそうですね。


次に紹介するのはブルーマラード(カモの青紫の羽根の部分)を使ったフライ2点です。
ブルーマラードの先端が白くなっている部分を使って巻いたフライが、「ジョック Jock」です。
世界で最も有名なサーモンフライである「ジョックスコット Jock Scott」をトラウト用に簡素化したフライです。
簡素化したとはいっても、ホワイトティップのウィングと黄色と黒のツートンカラーのボディが、独特のイギリスらしい高貴な雰囲気を残していると言えるのではないでしょうか。


このジョックと言うフライは個人的に非常に好きなフライで、たまに思い出したように巻きたくなるのですが(笑)、問題はこのフライのキモと呼べるホワイトティップの部分が一枚のクイルウィングの中で非常に少ないということです。
ホワイトティップと呼ぶ通り、本当に羽根の先端部分しかありません。

そこで、その他の大部分を占める青紫(マジョーラカラー!)部分でも同時に他のフライを巻こうと思うわけですネ。
実際、このマジョーラ部分も非常に美しくて僕の好きな羽根と言えます。
この存在感のあるブルーマラードをシンプルに品よく使っているフライが「ブッチャー Butcher」です。ネーミングはあまり品良くないのですが(?笑)、とても美しいフライですよね。


ジョックにしても、ブッチャーにしても何らか昆虫のイミテーションをしているという訳ではないのでしょうが、不思議な生命感を感じるのは確かです。

生命感というのはある種の美しさと言い換えても良いでしょう。
そしてウェットフライが魚を誘う条件の一つに「美しさ」があるのではないか、僕は結構真剣にそう思っていたりします♪
皆さんはどのようにお考えでしょうか?

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