2015年12月17日木曜日

ブラウン・ターキー

日本の勤労感謝の日にほぼ同じ頃、北米にはサンクスギビングディ Thanksgiving day (感謝祭)があります。
アメリカとカナダでは日にちに違いがあるようですがいずれもターキーを食べる慣わしのようです。

ターキー Turkey (七面鳥)という鳥は日本ではあまり馴染みがないのですが、北米の野鳥としては一般的で僕もカナダで釣行した際に何度か野生のターキー(ワイルド・ターキー!笑)の群れを見たことがあります。

このブログの中でも何度か紹介しているのですが、僕の親友がカナダに住んでいて釣りはもちろんハンティングも趣味にしています。
その彼が実際にハンティングしたターキーの羽根を昨年もらったのですが、それがまだたくさん残っているので何とか消費しなければなりません(笑)。

そこでほぼターキーだけでウェットフライを巻いてみました。



上の2本は、ウィング、ボディ、テイルともターキーの尾羽(センターテイル)だけで巻いています。
スロートは挿し色的にレッドのハックルを用いました。

下のフライはウィングとボディは同じくターキーですが、テイルはゴールデンフェザント・ティップ、ボディハックルはブラウンのコックハックルです。

なんとなくノリで巻いたフライなのですが、この見た目の安定感からするとクラシックフライのパターンブックの中にきっと見つけることができそうです(笑)。

***

ところで、昨日そのカナダの友人から、この秋にハンティングしたグラウスの羽根をまた送ったとのメールが届きました。
グラウスはターキーと違い、渓流で使うサイズのウェットフライに丁度良い大きさです。
オスとメスとで黒系と茶系とに羽根の色合いが違うので同じフライを色違いで巻けるのも魅力です。
お正月のフライタイイングが楽しみだな(笑)。

さて、そのグラウスですがターキーに比べると小振りな野鳥ながら、味の方はちょっとパサパサするターキーの身に比べはるかに美味しいと聞いています。
羽根ばかり味わうのでなく、いつかそのグラウス料理の方にもありついてみたいものです♪

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