5月。
山里の小渓流。
メイフライの気持ち良い釣りができました。
天気は正に五月晴れ。最高気温は26度、午前中の水温も17度でした。
初夏ですネ。
実は10日ほど前に腰痛が出てしまい、まだ直っていないのでこの日の釣りは午前中のみ。
9:00入渓、12:00お昼と共に退渓と、3時間限定釣行でしたが、盛期らしい良い釣りとなりました。
ウォルトン卿は牧場の小川をさまよい、ニンドウの垣のかげにひそむマスやウグイを釣ったのだが、今日はその真似をするのである。(中略)そこにホッフェラウワァーアッシェという名のかわいい小川が流れていて、幅が三メートルあるかなあいかだが、マスが棲んでいる。
(中略)「・・・これは溝じゃないか!」「まあね」「こんなところにマスがいるのかい」「見ていてごらんよ」
開高健著『フィッシュ・オン』
この虹鱒の川へ釣りに来るといつもこの話を思い出します。
キャンディ缶を使ってドライフライボックスを作りました。 中の壁はコーヒーのアルミ缶です。 |
16番のスピナーで釣り始めたのですが、一投目からストライク。
フッキングしなかったのですが「これはイケルナ!」と、すぐに14番のフライに結び変えて、以後ずっと14番サイズをキャストし続けました。
この日最初に釣れたのはヤマメ。フライはライトケーヒルだったかな。 |
すぐにニジマスも。 |
ヤマメとニジマスが順番に釣れて来ます。 |
この日最も良く使ったのは14番のメイフライ。 「スタンダード・ドライフライとショートリーダー」についてのトピックもご覧ください。 |
こんな小渓流ですが、尺サイズも釣れました。 この写真ではスケール感が伝わらないナァ、残念。 |
最後に釣れたのもナイス・レインボーでした♪ |
珍しく他のフライフィッシャーを見かけました。 客観的に見ると、正に「溝じゃないか!」という感じですよね。 |
最後の写真で分かる通り、岸辺は葦や雑草が茂り、川沿いに歩き通すのは困難になりましたが、この困難さが魚を守ってもいるのでしょうね。
あまり釣果のみを求めるのでなく、お気に入りの渓流でのんびりとフライラインを伸ばす。
それがフライフィッシングなんだろうナ。
Keep casting and tight line!
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