2015年8月27日木曜日

ブッチャーとジョック

クラシック・ウェットフライ・パターンとして非常に有名な2本のフライ、ブッチャー Butcher とジョック Jock です。
写真右側がジョックで、いわずと知れたサーモンフライ「ジョックスコット Jock Scott」をトラウト用にアレンジしたウェットフライです。



シルエットはともかく、パッと見の印象は全く違う2本のフライですが、実は両方ともウィングは同じマガモの羽根を使っています。
ブルーマラード Blue Mallard と呼ばれる羽根で、その独特のマジョーラカラーっぽい輝きを持つブルーウィングをジョックに、先端が白いホワイトティップの部分をジョックに、それぞれ使います。



いずれもイングリッシュ・スタンダートとも呼ばれ、文字通りイギリスで生まれ使い続けられてきたパターンであり、シンプル、ビビッド、そしてもちろん非常に効果的なフライです。

個人的に好きなフライであり、僕の場合特に使う目的もなくただフライタイイングをしたくなった時に巻くフライと言うものが幾つかあって、その代表的なウェットフライがこの2本でもあります。

ちなみに同様のドライフライならロイヤルコーチマンですね。あ、こちらもイングリッシュ・スタンダードでありました。


ただ魚を釣るという目的だけなら必ずしも多くの種類のフライは必要ないのかもしれませんが、新しいフライ、古いフライ、美しいフライや精巧なフライ等々、それぞれの魅力を自分なりに解釈してフライボックスに集めることもまたフライフィッシングの愉しみの一つと言えそうです。

魚を釣るだけではなく、お気に入りのフライに釣られてみるのも一興ではないでしょうか。

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