2015年9月3日木曜日

バンブーロッドのティップ折れ


7月末のイワナ釣りへ行ったときのことなのですが、ロッドティップを折ってしまいました。。。
その釣行に僕は7ftと8ftの長さの、いずれもバンブーロッドを持っていきました。
それぞれ違うメーカーではありますが英国製の古いフライロッドで、3日間の釣りの間交互に使いました。

最終日のイブニングタイム。その時は7フィートのパラコナ・ロッド(ハーディ社製)を使っていたのですが、釣り始めてすぐに背後の木の枝にフライを引っ掛けてしまい、ちょんちょんと軽くあおりました。
強く引っ張ったわけではなく軽くあおっただけなのですが、その拍子にポキッと簡単に折れてしまいました。
折れる時と言うのはこういうものかもしれませんが、ひょっとしたら小さなクラックがあったのかも知れません。


ちょっと焦りましたが、折れたのがティップなので簡易的なリペアは難しくありません。
(*注:カーボンやグラス製のロッドであれば、補修キットも釣具メーカーから販売されています。)

今回はティップ折れの原因となった、フライを引っ掛けた背後の木の枝を少々失敬して添え木とし、ビニルテープでグルグル巻きにして釣りを続けました。

ロッドの先端と言うのは直接に荷重が集中するわけではないので、これでも十分その場しのぎにはなります。
キャスティングにも問題ありませんし、もちろん魚がヒットしても大丈夫です。
実際、この状態でイブニングタイムに6尾のイワナをキャッチしました。


やはり渓流釣りの場合は何か不測の事態が起きた時にすぐに釣具屋さんへ行くということができない場合が多いので、身の回りのもので対処しなければなりません。

身軽に釣りをしたい気持ちは山々ですが、簡易補修に応用の利くビニルテープや小型ナイフ、ハサミ(糸を切るときはラインクリッパーを使うので案外持っていないことが多いです)などはいざと言う時にあると便利です。


さて、釣り場での応急処置はビニルテープで済ませ、無事に釣りを継続して楽しむことができましたが、釣行から帰ったらしっかりと恒久的な補修をするべきですね。

このロッドはビンテージらしくトップガイドとストリッピングガイドにメノウが用いられています。
ロッドティップは折れたものの、トップガイドそのものは無傷なのでそのままガイドを付け直そうと思ったのですが、ガイドを外す最中にガイドリング脇にロウ付けされている脚が外れてしまいました。
なくても機能的には問題ないのかもしれませんが、見栄えも悪いので別のメノウガイドを探し付け替えました。

これで次の釣行の準備は万全です。
今シーズン中、もう一度くらいこのロッドを使うことはあるかしら♪

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