2015年3月3日火曜日

エルクヘア・カディスを巻く

今回はシカの仲間「エルク」の毛を使ったエルクヘア・カディスを巻いてみましょう。
鳥の羽とは違った巻き方、新しい練習です。


エルクヘアやディアヘアといった獣毛を使うときは今までとは異なる新たなタイイングの道具が必要になります。
毛先を揃えるための「ヘア・スタッカー」です。
あえて使わないでボサボサした感じで巻く方法もありますが、まずはヘアスタッカーを用意して、スタッカーを使う方法をマスターした方が後々応用が利いて良いと思います。

【マテリアル】
  • フック: #14(#12~16)
  • スレッド: レッド(その他好みでOK)
  • ウィング: エルクヘア
【タイイングの手順】

1.バイスにフックをセットします。

2.スレッドを前後に一往復させてボディにします。

3.エルクヘアを適量カットして、極端に短い毛やアンダーファーを取り除き・・・

4.ヘアスタッカーで毛先をそろえます。

5.フック全長程度の長さになるようにフックシャンク上に載せて・・・

6.スレッドで巻きとめます。

7.フック前方に余ったエルクヘアを後ろに撫で付けるようにし、フックアイの
後ろでスレッドを数回転させてからハーフヒッチし、スレッドをカットします。

8.後ろに撫で付けたエルクヘアの余分をもう一度前に戻し、カットしてヘッドを作ります。

9.完成。

【タイイングビデオ】
上の【タイイングの手順】で紹介している写真のビデオ。


②ボディにピーコックハール及びボディハックルを用いたビデオ。

*エルクヘア・カディスはもちろんそれ自体良く釣れるフライには違いありませんが、ここで練習した獣毛のタイイング方法は、マドラーミノーやバスバグなどにも通じる基本のスキルです。
まぁ、何はともあれこのエルクヘア・カディスはカディス(トビゲラ)のイミテーションとしてはもちろん、小さなサイズはメイフライにも、また夏はテレストリアル・インセクト(陸生昆虫)としても応用できる万能フライです。
サイズ違いで常に何本か携帯しておくべきフライと言って良いでしょう。

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ここで紹介しているフライをはじめ、各種完成フライはパドルフリークス・アウトフィッター Paddle Freaks Outfitter にてお買い求めいただけます。是非ご利用ください。

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夏ヤマメ

 今年は6月中に梅雨明けしてしまったこともあり夏が長いですね。必然的に渇水が懸念されたところですが、梅雨明け後に起きた西日本での豪雨災害の被害の大きさに言葉も出ません。被害にあわれた方に心よりお悔やみ申し上げると共に、一日も早い復興をお祈りいたします。