基本的にはビギナー向けのフライキャスティングの練習会で、フライタックルをお持ちでない方にもレンタルを用意していますので、どなたでもご参加いただけます。
今回ご参加いただいた福井さんは、ご自身の道具一式を持参してくださいました。福井さんのフライフィッシングの経験は管理釣場で一度経験したのみと言うことでしたので、タックルの細かい説明は別として初めての方にお伝えする手順で練習していただきました。
トップウォーターバスアングラーの福井さん。 実は共通の友人がいることが判明!(笑) |
キャスティング練習の手順は、
- ロールキャスト
- ピックアップ・アンド・レイダウン
- フォルスキャスト
- シュート
といった順番です。
これらはフライキャスティングの基本なのですが、ここまでマスターすれば渓流でのトラウトフィッシングや湖でのバスフィッシングなどを始めるには十分です。そしてこれらはフライキャスティング・トライアルに参加していただければ誰にでもマスターできます。
もちろん福井さんにもマスターしていただきました。時折強い風に煽られて難しいコンディションでしたが、およそ2時間の練習で目に見えて上達したと思います。
ビデオ映像でチェックしながら練習していたので、その一部を紹介したいと思います。
いかがでしょうか。上達していく様子が良くわかりますね。
フライキャスティングとは言い換えればラインコントロールです。そしてラインコントロールの基本はフライラインを真っ直ぐに伸ばすことです。そのためには体の余計な力を抜いてシンプルなロッドワークでロッドのパワーをラインに伝えることが必要となります。
非常に感覚的な部分なので言葉にするのは難しいのですが、キャスティングモーションの中でロッドを曲げてあげることと、単に強く振ることとは全く違う行為です。この違いがわかるのは「曲げる」感覚が身に着いた時、つまりラインコントロールの基礎ができるようになった時と言えるでしょう。
非常に感覚的な部分なので言葉にするのは難しいのですが、キャスティングモーションの中でロッドを曲げてあげることと、単に強く振ることとは全く違う行為です。この違いがわかるのは「曲げる」感覚が身に着いた時、つまりラインコントロールの基礎ができるようになった時と言えるでしょう。
福井さんもはじめは苦労したようですが、次第にロッドワークの感覚に慣れたようで、最後の30分くらいになるとフォルスキャスト中に多少ラインが風で煽られてもリカバーできるようになっていました。
福井さんはトップウォータープラグ・オンリーのバスマンだそうなので、キャスティングの時にロッドを曲げてウェイトを載せる感覚はフライキャスティングでも通じるものがあったかもしれませんね。
ただし実際の釣りではフォルスキャストは無用に多用しないことが肝心です。基本的にはなるべく少ないフォルスキャストでシュートした方がキャスティング中のトラブルが少ないですから。その意味ではロールキャストやピックアップ・レイダウンといった初めに練習した技術がむしろ重要な意味を持ちます。
ただし実際の釣りではフォルスキャストは無用に多用しないことが肝心です。基本的にはなるべく少ないフォルスキャストでシュートした方がキャスティング中のトラブルが少ないですから。その意味ではロールキャストやピックアップ・レイダウンといった初めに練習した技術がむしろ重要な意味を持ちます。
福井さん、今日は冷たい風の中フライキャスティング・トライアルにご参加いただきありがとうございました。今日の練習でフライキャスティングの基本はご理解いただけたと思います。是非今度は実際のフィールドで試してみてください。
実は偶然ながら共通の友人もいるようですので、今後ともどうぞよろしくお願いします♪
【追伸】
本日ご参加いただいた福井さんのブログはこちら。
【追伸】
本日ご参加いただいた福井さんのブログはこちら。
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『ハウツー・フライフィッシング』のページもよろしければご覧ください。トライアルで練習する内容も【2.キャスティング編】の中で紹介しています。
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