Hさんはカヤックと同時にフライフィッシングもスタートさせたので、今回はもちろんフライで狙います。
この日の僕のタックルは6番。ロッドは大昔の国産グラス7ft。 |
フライフィッシングというと渓流での鱒釣りをイメージされることが多いですが、鱒の存在しない温暖な地域でもフライフィッシングは楽しまれています。
ウォームウォーター・フライフィッシング Warm water fly fishing と呼ばれ、ブラックバスやブルーギル、それにコイなども含まれているようです。
冷たい流れで鱒を釣るのとはちょっと違う、もうちょっと陽気な釣りと言えるかもしれません。
水田地帯のイコン、ポンプ小屋。 |
今回釣りをするのは印旛沼水系の水路。
湖などのオープンウォーターでは強風や急な天候の変化が起きた時に対応できないこともあるので、パドリングビギナーの場合、天候のリスクを考えてフィールドを選ぶことも大切です。
バスボートの父娘。 バスフィッシングはカルチャーになったんだナァ。 |
当日は快晴・微風で絶好の釣り日和でした。
ちょっと水の泥濁りがきつすぎるのが気になりますが、まぁそこはバスフィッシングの名門印旛水系です。なんとかなるでしょう!
釣り日和、カヤック日和の心地良い初夏の一日。 水の泥濁りがきつ過ぎるのが気になるけれど。。。 |
水温はまだそれほど高くないですが、日差しが強烈なのでとにかくシェード(影)を狙ってポッパーをキャストします。
バスをフライで狙う方法は色々ありますが、流れの(ほとんど)ない釣り場ならやはりポッパーやバスバグなどのトップウォーターフライがお勧めです。
好奇心の強い魚なので、5~10月の間なら真夏の真昼間を除いてトップウォーターフライだけで何とかなるものです。
垂直に落ち込む岸。水面に張り出すブッシュ。 こんな理想的なポイントに溢れてる。しかし・・・ |
と・こ・ろ・が、、、この日は何ともなりませんでした。
岸際のブッシュの奥の奥までなんとかフライをプレゼンテーションして釣っていくのですが、たまにブルーギルの控えめなストライクがあるだけで、ほとんど反応無し。
あのバスに輪をかけて好奇心旺盛なブルーギルでさえ控えめな状況とは・・・。
Hさんはフライをクルーザーミノーやゾンカーに変えて水面下を狙っています。
僕はポッパーのサイズを小さくしたり、よりスローで静かに誘うグラスホッパー(バッタ)のパターンにしたり。。
それでも状況は変わらず。
同じ水域には結構な数のバスアングラー(ルアー)がボートを出していますが、釣っているのを見たのは一度だけでした。
この日のコンディションを物語っているようです。
ようやく手にした一尾は本命ではありませヌ。 しかし、まぁ困った時のフォームビートル♪ |
終了間際、フライを奥の手のフォームビートルに変えてブルーギル狙い。
ブッシュの奥の奥の奥へプレゼンテーションしてラバーレッグが揺れる程度の細かな誘いで何とか一尾キャッチしました。
例の「ジュボッ」っという豪快な吸込み系バイトではなく、静かに玉ウキが沈むくらいの当たりでした。
なんとも厳しい一日。。
気にしない気にしない。 釣れない理由なんて山ほどあるんだ。 今日は晴れすぎた。。 |
シーズンは最高。
天気も最高。
釣り場の実績も最高。
なのに魚が釣れない。
これも魚釣りの偽らざる一面ということでしょうか・・・うぅ無念。
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