灼熱の代々木公園でフライキャスティングの練習をしてきました。
今回はユーチューブ等でフライキャスティングのハウツービデオを見てもどうも上手くキャスティングができないと悩んだ末に連絡をくれたビンセントさんのレッスンです。
なんでも一月ほど前に思い立ってフライタックルを揃えたものの実釣はまだで、その前にまず基本的なキャスティングができるようになろうと、独学でフライキャスティングの練習をはじめたそうです。
ところがハウツービデオと同じようになっているつもりなのにうまくできない。そんなことってありますよね。
そこで今回は僕がいつも初心者の方に伝えるやり方ではじめからトライしていただきました。
具体的な練習は当ブログの「ハウツー・フライフィッシング!」のキャスティング編に説明している通りの基本的なスキルです。
- ロールキャスト でフライラインを動かす基本を身に付け、
- ピックアップ&レイダウン でフライキャスティングの動きを学びます。
- フォルスキャスト でラインコントロールの基礎を練習しループが作れるようになったら、
- シュート でラインをリリースするタイミングを覚えたらフライキャスティングの基礎を理解したと言えるでしょう。
実際、彼は自分で練習をしていただけあって理論的なことは分かっているようでした。
それを実際にアクションさせる時のコツみたいなものを伝えたり、手を添えて練習したり、また僕のデモンストレーションを見てもらうことで彼自身のキャスティングに反映させていくことができたと思います。
普通、全く初めての方にキャスティングレッスンをすると、大体この4つのスキルをマスターするのに40~50分程度を要します。
ところが彼の場合、大まかなことは30分程度でできるようになったので、その後30分くらいを僕のデモンストレーションや、その後にマスターすべきダブルホールの練習に充てました。
結果的にまだダブルホールまではマスターしてもらってませんが、まずは今日マスターした基本スキルをしっかり自分のものにしてもらい、あとは実際のフィールドで同じことを経験することが先ですね。
公園の練習ではできても、実際のフィールドにはフライキャスティングを阻む障害物が沢山あります。その中で練習の成果を発揮できるかどうかが問題です。
キャスティングはあくまでもフィッシングの一要素にすぎませんから。
ヴィンセント、次は一緒に鱒釣りに行こう!
Tight line!
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