2018年8月1日水曜日

野池でブルーギル


 毎日暑い日が続きますね。こういう時こそ渓流で水しぶきを浴びつつ釣りを楽しむのも良いのですが、今回はちょっと違った色のフライフィッシングです。
 墓参りのついでに(?)生まれ故郷の、子供のころ慣れ親しんだ釣り場でウォームウォーターフライフィッシングを楽しんできました。



 昨年は行かなかったのですが、2年前はワタカを爆釣した野池です(笑)。僕が子供の頃はバスはいたもののブルーギルはいなかったのですが、いつの間にか増えたらしく今ではそこら中ブルーギルだらけです。


 今回は8フィート4番のタックルで楽しみました。3番でも良いのですが障害物周りでバスがヒットしちゃうとちょっと厄介なので4番タックルにしておきました。
 この日使ったフライはフォームビートルのみです!


 やはり気温が高い所為か、目視できる魚はいないのですが、岸際にある障害物の影部分を狙ってフライを落とすとどこからともなく浮いてきてチュポッとバイトします。
 正直なところ、この魚はフライがどうとかタックルがどうとか言うことはなく、やる気があればどんなドライフライにもヒットするので、手元にあるフライだけ持ってすぐ出かけることができます。


 もちろん何らかの原因で全く反応しない時もあるのですが、そういう時はドライフライに限らずニンフやシュリンプなどで沈めても全くダメという場合が多いので、さっさとあきらめてマンガでも読むのが得策ではないでしょうか(笑)。


 この日一番のヒットポイントはヘラ台周りの浮草パットで、このパットの切れ目や穴にフライを落とすと連続ヒットが楽しめました。
 夏の暑い日はとにかく影です。まず影を探して、できれば「ヘラ台+水草」とか「垂直護岸+流木」、「葦+オーバーハングする立木の枝」などの2つ以上の障害物が絡んでいる場所がポイントです。



 全体的には10~15cmくらいの魚が多いものの、時折20cm絡みの良型ブルーギルも混じって、そういう魚は一瞬冷やりとするような鋭い突っ込み系ファイトを楽しませてくれます。


 渓流タックルでのブルーギルフィッシング、ハマりますよ♪


そして利根川水系ではよく見かけるワタカもまた健在(笑)。
 群れを作って水面をパクパクしながらクルージングする様子は、ある意味夏の風物詩です。クルージングの泳ぐ方向を見定めて、その前方にフライをプレゼンテーションすると・・・スポッと吸い込むようなストライク。
 シャローフラットでガーラの群れを狙うような興奮があります。まぁ少々残念なのは、楽しいのはこのヒットする瞬間までで、姿かたちの格好良さとは打って変わり全くファイトらしいファイトはないのですが。。。遊泳力のなさにちょっと驚きます(笑)。


 とまぁ、夏の一日、汗水たらしながら田んぼの中の野池でフライフィッシングを楽しむことができました。
 こういうのんびりしたウォームウォーターフライフィッシングも楽しいものです。是非トライしてみてください。
 Tight line!

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