2019年4月2日火曜日

アダム、フィッシュオン!

先日、多摩川でマルタ釣りを一緒に楽しんだアダムさんとシーズン初期の桂川忍野へ行ってきました。
彼とは昨夏、7月にも忍野釣行をしているので今回が2度目の忍野です。
昨年は夏の快晴でまあ比較的コンディションの良い時期でしたが、今回は低水温期でよりタフな状況と言えます。果たして見事魚をキャッチすることはできたのでしょうか?!



当日の現地最高気温は9℃と、東京から来た我々にはまさに冬に戻った感じです。ただし、2週間前の開幕当初の状況と比べると水中の魚の動きは活発になって来た感もあります。
ハッチそのものが少ないので水面でライズするような光景は少ないですが、水中の魚を観察すると明らかに流されてくる何かを追って食べているのが分かりました。


そこでニジマスキラーともいえるBHターキーテイルニンフで様子を見ると、早々にアダム、フィッシュオン!


何か所かポイントを変えながら同じニンフで探りつつ釣りを続けましたが、ばらすこともあり簡単にはキャッチできないまでもポツポツとチェイスやストライクはありました。




この日のハイライトはフライ専用区間の堰堤下。やや大型の魚が定位しているのが確認できたので、立ち位置と流すレーンを指示してトライしてもらうと・・・


見事にフィッシュオン!
丁度40cm位のブラウントラウトでした!


ナイスな魚とナイスな笑顔。


昨夏の釣りではヒットした魚は小型が多かったのですが、今回のこの魚は十分引きを堪能できたようでした。おめでとう。


午後になると黒っぽい馴染みのストーンフライ(カワゲラ)が目につくようになりました。
下の写真、右側の真ん中に本物の虫がいるのが分かりますか?このストーンフライは比較的水温が低い時期にハッチするので春は重要なフライです。


対岸の小さなライズにストーンフライをプレゼンテーションすると、元気なニジマスがヒットしてくれました。


最後に蛇足ですが、今回一緒に釣りをしたアダムさんはベテランアングラーで、フライよりはむしろルアーやエサ釣りを広く楽しんでいらしたようです。
フライもそれなりのスキルを持ってはいますが、まだ複雑な流れで思い通りに釣るスキルは持ち合わせていませんでした。

そこで今回はガイドしながら、少々細かいアドバイスをさせてもらいました。具体的にはポイントや見えている魚に対してどの位置に立って、どこへキャストし、どうフライを流すかです。
ほんのちょっとしたことなのですが、これらを理解すると目に見えて釣りが上達するんですよね。
渓流でなかなか思い通りにフライフィッシングができない方、ガイド及びレッスンも承っておりますので宜しければご相談ください。

ではまた。Tight lines!

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