9月11日にイタリア人のグループを河口湖にてガイドしました。
もっとも彼らは2組のカップルで、湖ではそれぞれボートに乗って行動したため、実際はガイドと言うよりもその日の釣行をオーガナイズすることが役割でしたが。
ユニークなのは皆東京滞在ばかりで地方を転転と移動することはしていないのだとか。
これも考え方で、全体の滞在日数との兼ね合いで、単なる移動に時間をとられるくらいならじっくり腰を落ち着けて旅を楽しむのも良いのかもしれません。
それに欧州の主要都市も東京より大きな都市はないでしょうから、旅行者の目で見るとそれなりに見所に事欠かないのかもしれませんね。
もっとも彼らの日本滞在日数は2週間とのことで、我々の感覚ではもっと色んなところいけるのに・・・と思いがちですが(笑)。
バレンティーノとロセッラの二人は以前、箱根に行ったことがあるのだけれど霧のために周りが真っ白で富士山が見れなかったと言っていました。
クラウディオとジオルジアは今回の旅行では富士山を近いところで見たいと言っていました。
未明に関東沖を通過した台風14号の影響でやや風が残りましたが、とりあえず富士山が見られて最初の目的達成(?笑)。
ただし、湖上は風が・・・。
予報では2~3mの風と言っていたのですが、実際は5~6mで時折それ以上の風が吹いていたようです。
ちょっとローボートでは難しかったナァ。
ほぼ12時ちょうどに予約していたボートを借りて、ポイントやルアー、湖での注意事項などを簡単に説明して彼らが漕ぎ出すのを見送りました。
ボート屋さんに言われたとおり17時に戻ってくるように伝えたのですが、彼らが戻ってきたのは16時過ぎ。
もう満足だ、と言っていたのですが魚は釣れず、どうやら風に翻弄され魚どころではなかったのが本音のようです。
もっとも彼らは釣果そのものは二の次で、日本でのバケーション中に釣りをテーマにしつつ、湖上デートを楽しんむということの方が重要なようでした。
後で聞いたところによると、イタリア(彼らの知っている範囲では)にはブラックバスは生息していないので可能なら釣りたかったけれど、それは一番重要なことではないとのことです。
んー、それにしてもバスを釣ったことないなら、もっとバスの習性とか詳しいポイント、ルアーの使い方なども伝えればよかった。。
僕自身は彼らを待っている間、ボート桟橋近くの溶岩帯でいつもの(?)ブルーギルフィッシング。
小バスが混じるかと思ったのですが、この日はブルーギルだけでした。
川の釣りではトラウト、サーモンそしてチョウザメ!
海の釣りではタイ、クロダイ、イシモチなど。彼らが住んでいるのは海の近くとのことで、ビーチで投げ釣りすることが多いとのことでした。
蛇足ですが、スペイン語で「僕はスペイン語なら少し話せるのだけれど、君たちはスペイン語もわかる?」と聞いてみました。
彼らの答えは「ノォ」。
ただしノォと言いつつ言語的には非常に近いので、英語に詰まった時に僕がスペイン語で補足するとそちらの方が通じることも多々ありました。
例えば実際に会話の中で出てきた魚の名前だけでもラテン語圏の近さが分かります。
- (日本語)-(英語)-(スペイン語)-(イタリア語)
- (ブラックバス)-(ブラックバス)-(ブラックバス)-(ブラックバス) *北米原産だから当たり前!笑
- (鱒)-(トラウト)-(トルーチャ)-(トルッタ)
- (鮭)-(サーモン)-(サルモ)-(サルモン)-(サルモネ)
- (パイク/カワカマス)-(パイク)-(ルシオ)-(ルーチョ)
- (チョウザメ)-(スタージョン)-(エストゥリオン)-(ストリオネ)
- (鯉)-(カープ)-(カルパ)-(カルパ)
- (ニゴイ)-(バーベル)-(バルボ)-(バルボ) *日本では不人気なニゴイですが、欧州では人気の釣魚です!
そんなこんなで僕自身、非常に楽しい一日を過ごすことができました。
僕はイタリアを旅行したことは無いのですが、知らない国のリアルな情報を彼ら自身から詳しく聞くことができて非常に面白かったです。
訊かれるままに、スペイン、フランス、ポルトガル、ドイツ、デンマーク・・・は行った事があると伝えたところ、「どうしてイタリアがないんだ!」と憤慨されました(笑)。
いつか、やはり釣竿片手に行ってみたいなぁ♪
僕はイタリアを旅行したことは無いのですが、知らない国のリアルな情報を彼ら自身から詳しく聞くことができて非常に面白かったです。
訊かれるままに、スペイン、フランス、ポルトガル、ドイツ、デンマーク・・・は行った事があると伝えたところ、「どうしてイタリアがないんだ!」と憤慨されました(笑)。
いつか、やはり釣竿片手に行ってみたいなぁ♪
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