2018年9月30日日曜日

渓流からライトソルトへ

 10月になり多くの渓流がフィッシングシーズンを終えました。もちろん管理する漁協等の規約によってはまだ釣りが可能な河川もありますし、むしろ最近は冬季専用釣り場などで本流の大物釣りが楽しめる場所も増えています。また、各種管理釣り場が賑わうのもこれからと言えます。


 ただし、それはそれとしても、渓流シーズンの終了がフライフィッシングの1年のサイクルの中で一定の区切りを持つという方も少なくないのではないでしょうか。僕の友人の中にもフライフィッシングは山岳渓流しかやらない方もいて、彼らは渓流の遊漁期間が終えると、そのまま来春まで休止状態となるようです。
  僕自身は渓流シーズン後もオイカワやカワムツを釣ったり、前述した様に管理釣り場へ出掛けたりするので、フライフィッシングから離れることはないのですが、それでもちょっと一息ついた気分になるのは確かです。


 そんな渓流小休止のタイミングでフライフィッシングの対象を広げてみるのはいかがでしょうか?
 一般的な渓流タックルといえる3-4番ウェイトのロッドでも試してみると案外幅広く遊べるものです。
 一番お手軽に遊べるのはブルーギルや小型のブラックバスです。フライもエルクヘアカディスがあれば十分です。湖や野池へ出掛けて岸際の障害物の近くにキャストすれば比較的簡単にちゅぼっとバイトがあるはずです。もし反応がない様ならビーズヘッドニンフシュリンプ系のフライを沈めるのも手です。


 それとも劇的にフライフィッシィングのフィールドを変えてしまうなら、海なんていう選択肢もあります。昼間は釣り難いのは確かですが、漁港の岸壁沿いにニンフやシュリンプフライを沈めればメバルやアジ、ネンブツダイなどが釣れるはずです。堤防際を釣るのでロングキャストは必要ないですから渓流タックルでオーケーです。まずは堤防のキワギリギリをルースニングで狙ってみるのがお勧めです。


 もし5-6番ウェイトのフライタックルをお持ちでしたら、ちょっと大きめのフライも使える様になるのでバスやブルーギルを狙うにしても漁港のライトソルトにしても、ストリーマーポッパーなど渓流タックルではキャスティングしにくいフライも試すことができます。


 海の経験が無い方は信じ難いかもしれませんが、漁港のメバルなども水面のエサにライズすることがあります。アミエビや白魚などの小魚がベイトになっている様ですが、ブルーギル用の小型ポッパーやガーグラーのようなフォームフライで狙う釣りはドライフライの興奮そのままです。地域によってはまだまだメッキ類も狙えますね。


 ちなみに僕はポッパーマニアでもあるので、毎年秋になるとバルサポッパー携えて沖縄方面へ旅行しています。
 (*既に案内させていただいておりますが、ウェブショップは10/3 ~ 9 の期間にて秋季休業とさせていただきます。 この期間に沖縄方面旅行を計画しておりますので悪しからずご了承ください。 ⇒10/3. 台風25号の接近により離島フェリーが欠航と決まりましたので当旅行は中止となりました(涙)。残念ですがチャレンジはまた来年の予定です。)


 マングローブのとろりとした水面にポッパーをやや強めにキャストしてポーズ。ポップ、ポップ、ポップ・・・バコッ!なんてヒットするチヌやマングローブジャック(ゴマフエダイ)、ジャングルパーチ(オオクチユゴイ)の釣りは病みつきになります!


今年はマングローブだけじゃなくてリーフのフライフィッシングも試してみようと、ポッパーだけじゃなくシュリンプフライも準備が整っています。
 皆さんもまずは手持ちのタックルで出来る範囲からフライフィッシングの可能性を広げてみてはいかがでしょうか。


 Tight line!

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