2018年10月7日日曜日

癒しのブルーギル釣行

 10月4日から7日にかけて西表島へ旅行を予定していたのですが台風25号の影響で離島フェリーが欠航となり、旅行そのものを中止とせざるを得ませんでした。
 この時期のマングローブトリップ&フライフィッシングが個人的に定番化しつつあっただけに非常に残念です。それに今回はマングローブだけじゃなく、リーフでのフライフィッシングも予定していただけになおさら残念です。 


 そんなハートブレイク(?)を慰めてくれる心優しいターゲットといったらもうブルーギルしかありませんね(?笑)。
 そこで今回は毎年何度か訪れる水田地帯の野池へ行ってきました。(前回は今年の8月に行きました。)



 したがって、タックルは先月、桂川忍野釣行に用いたまんまです。ロッドとラインのみならずフライボックスまでそのままです。この純正トラウトタックル(?)で本当に問題ないかどうか試してみることにします。


 ちなみにラインウェイトは4番です。テーパーリーダーもトラウト用の一般的なもので12フィート5Xです。たまたま手持ちの12フィートリーダーを使いましたが、実際は9フィートもしくは7.5フィートくらいのショートリーダーの方が釣りやすいと思います。


 フライは1日を通してほぼカディスパターンしか使いませんでした。実は思ったほど魚の活性が高くなかったのでニンフなどを試すべきだったのかもしれませんが、やはり個人的な好みで、水面でヒットシーンを見ながら釣りたいところです。


  狙うべきポイントの多くは岸際にあって遠投する必要はほぼありません。
 コンクリート護岸、葦、杭、陸生植物のブッシュ、水草、桟橋やヘラ台などが具体的なポイントですが、秋は水温低下とともに魚が広く散っている傾向があるので効率よく探るためには以上の要素が二つ以上組み合わさったポイントを探って行くのが良いと思います。


 ただのコンクリート護岸ぎわではなくて、そこに雑草のブッシュが覆いかぶさっている場所や、ヘラ台がポツンとあるだけではなくて、その周囲に水草が繁茂しているなどの、複合的な要素がある場所がより良いポイントとなると言えます。


 この日もそう行った場所を攻めることで小さいながらブルーギルが良くヒットしてくれました。
 流れの中でナチュラルドリフトに苦心することもなく、渓流タックルをそのまま流用してスニーカーで手軽に楽しめるのがこの釣りの良いところです。

 とはいえブルーギルが生息している湖沼や池では渓流とは異なる注意点もあります。最も注意しなくてはいけないのはフライキャスティングする際の周囲の安全確認です。
 他の餌釣りやあるいはブラックバスを狙っているルアーマンの方などでもフライフィッシングへの理解が十分とは限りません。フライフィッシングは他の釣り方に比べてはるかに広い範囲で釣り針が付いた糸を振り回す可能性が高いわけですから、十分に注意してください。
 とりわけ観光地や公園が併設されているような水域では小さなお子さんが現れることも否定できません。自分の安全を守ることはもちろん、是非他の方の安全を害することのないようにご注意ください。

 最後になりますが、今回はビデオも撮っていたので、よろしければ実際のフライフィッシングの様子もご覧ください。


 Tight line!

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