気軽に行けるのであまり気にしていませんがやはり標高1000m程の高地なので空気の清涼感が違いますね。まだ桜も残っていて、川を流れる花びらでドライフライが流しずらいのはご愛敬。
川についたのは12時とのんびリスタート。この日は午後6時まで釣りました。一日を通してあまり目立ったライズはありません。忍野らしい、そこここでライズフィッシングが楽しめるようになるのはもうちょっと先のようです。
1尾目はついて最初のポイントで割と簡単に釣れました。一応ドライフライを数投して反応がないのを確認してからニンフにチェンジ。
魚は見えているので、いつものフェザントテイルニンフを魚の泳ぐ場所へ上流から流し込んで釣りました。
この日はナチュラルドリフトで流れるときよりも、ダウンストリームにラインが伸び切ってテンションがかかった時に当たりが出ることが多々ありました。
水中のニンフは、ラインが伸び切ると水面に向かって浮き上がりますから、その瞬間に当たりがあったということになります。こういう時はイマージャー系のフライも反応が良いことが多いですね。
もっとメンディングなど多用して誘いをかけても良かったかな、と今になって思います(苦笑)。
同じポイントで同じ釣り方をして何尾か釣れたので、次にドライフライで釣れる魚を探して右往左往しました(笑)。人のいない場所でライズのある場所を探してあちこち歩いたのですが、あまり良くありません。ライズそのものが少ないのと、ライズはあっても僕のフライには無反応が多かったです。
そんな中、ちょっと川幅がある場所で対岸の岸よりポイントでライズを見つけました。手前に早い流れがあってナチュラルドリフトが難しい。しかもライズの対象も例によってよくわからない。目立つハッチも確認できないので、発想を変えて動かすフライで狙ってみることにしました。
イマージャー系のウェットフライです。
ほぼクロスストリームでキャストして、メンディングとゆっくりしたリトリーブでライズの鼻先をフライがかすめるように流すと・・・、ギラギラッと後ろから追いかけてきてひったくるようにフライを咥え込みました。
非常に良い出方の、しかも美しい魚でした。
そしてふと横を見ると、女性アングラーの方もヒットさせていました。
その後、またふらふらと岸辺を行ったり来たりしていたのですが、釣り人の数はそれほど多くないものの、良さそうなポイントにはしっかり先行者がいてうまく入れません。そこで最後は、今日最初に釣ったポイントに戻って閉めることにしました。
今度も、やはりニンフでまず一尾。その後、5時過ぎくらいからハッチも増え、少ないながらライズもぽつぽつ出てきました。しかしどうも僕の流すドライフライは合わないようでうまくヒットしません。
こういう時、プロフェッショナルマッチハッチャーはとっかえひっかえ正解パターンを導き出すのでしょうが、僕は目先を変えてガラッと釣り方を変えてしまうのが得意です(笑)。
ブルーマラードのクイルを使った金黒ボディのダンディな10番フライを流します。このポイントは先ほどまでとは逆に流れが緩いので、流れを横切らせながらもリトリーブを併用しました。
そしてガツン。同じ釣り方で2尾釣ったところで今日はおしまい。
皆様もゴールデンウィークの良き釣りを! Tight line!
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