フィッシュオン王禅寺

久しぶりに川崎市の管理釣り場、フィッシュオン王禅寺へ行ってきました。
今回は初歩的なフライキャスティングを覚えた（覚えつつある）娘のフライフィッシングデビューを兼ねた今年の初釣りです。

他の釣り人の邪魔にならないよう、ジロー池の端っこに釣り場を構え、初めてのフライフィッシング！
しかし残念ながらこの日、彼女は自力で魚をキャッチすることはできませんでした。

僕のタックルを預けて魚の引きを楽しんでもらう（笑）。

ご存知のように管理釣り場は魚は確実にいるので、フライの種類や色と魚のタナ（深さ）をあわせて釣る、ある種のパズルの様なゲームなのですが、こういう細かなフライチェンジやタナの変更はなかなか子供には難しいですネ。

それでも魚を掬うとご満悦！

もちろん子供に限らず初めてのフライフィッシングで、自分でカラーを選びタナを変え・・・なんて言うのは難しいので僕がほぼ全面的にサポートしていたのですが、結果的に手が回りきりませんでした。
それでも管理釣り場なら何とかなるかと思っていたのですが、ちょっと甘かったですネ。

腹が減ってはフライはできぬ？

いや、何度か彼女のストライク・インジケーターが魚に引き込まれる場面はあったのですが、残念ながらそういうときに限ってよそ見をしていたり、おやつに夢中でロッドを地面に置きっぱなしにしていたり・・・（苦笑）。

ロールキャストで適当に投げて、水面に浮かぶ
ストライク・インジケーターを見つめる。
活性の高いときならこれだけでも釣れるのだけれど・・・。

慌ててロッドを立てても後も祭り。とにかくおやつタイムが多すぎて（笑）。
一度、運よくフッキングしたこともあったのですが、引き寄せる途中でラインが緩んでばれてしまいました。

でも「釣るよりアミで掬う方が好き」だとか（笑）。

まぁ本人は釣れないことを残念がるよりも「アミで掬う方が楽しい」のだとか（笑）。
釣りと言うよりも、ピクニック気分でそれなりに楽しんでいたようです。

なんだかんだと言いながらこの日一番良くつれたのは、
BHフェザントテイル・ニンフ（＃１２）でした！

挙句の果てには（？）テント持ってこなかったの？テントの中で本読みたいとか言い出す始末（笑）。
テントはともかく、小さな一人用のピクニックシートかチェアは確かにあったほうが良かったと思いました。

やはり公園での練習と違い、リーダーが長くなるとトラブルも増えました。

そして「３時間券」の終了間際には「もっとやりたい」とか「次は６時間やろう」とか「またフライフィッシングしようね」なんて言ってくれました。
うれしい♪

ロッドの先のインジケーターがモゾモゾ・・・。
ちょこっと誘いを入れた後にスーッと引き込まれるストライク！

ちなみに釣り人は結構混んでいましたが、それなりに皆さん釣れているようでした。
僕自身も子供の相手をしながら３時間で６尾キャッチし、３尾ほどネットの手前でばれてしまいましたが、釣っている人ははるかに僕の倍以上のペースでキャッチしていました。

釣れたよと声を掛けると、そそくさとネットを手に準備してくれます。

皆さん、管理釣り場の釣りは楽しんでいらっしゃいますか？
自然のトラウトフィールドが解禁するまで、僕もまた行きたいと思います。
Tight line!

□　□　□

インジケーター（ストライクインジケーター Strike indicator: ウキ）を使ったフライフィッシングについてはコチラのページを参考にしてください。

●「ルースニング？ウキ釣りニンフをやってみよう！」