2017年8月2日水曜日

真夏のイワナ釣り

 前回の「6月のイワナ釣り」に続いて、7月最終週末に今年二度目のイワナ遠征に行ってきました。



 さて、初日に釣り始めてまもなく、そうだな入渓して15分くらいしたころかな、対岸の崖がざざざざざ~っと崩れるような音がして顔を上げると茶色い塊が弾むように落ちてきました。一瞬、熊かと思ったのですが、その塊は対岸の岸際でウェーディング中の僕を全く警戒する風でもなく悠然と川を渡り、どこかに消えていきました。
 ニホンカモシカです。ある意味、熊より会うのが難しいキャラ(?)なのでかなりラッキーでした!


 まぁ、僕の木化け・石化けが完璧ゆえにカモシカも気付かなかったのでしょうが(笑)、真正面で鉢合わせしなくてよかったなぁとつくづく思いますね。


 カモシカがじゃばじゃば川を渡った後なので、難しいだろうなと思いつついつものようにロイヤルコーチマンをキャストしていたのですが、なんとカモシカの通った場所からそれほど離れていない場所で美しいアマゴがヒットしてくれました。







 その後もいつものように釣り上がるのですが、今回は最初のアマゴが割とあっさりと釣れたのとは裏腹に、全体としてはかなり厳しい釣行でした。
 大分時間をおいてようやくその日2尾目が釣れたのですが、これがメインターゲットのイワナでした。落ち込みの巻き返しを丹念に探ってようやくの釣果。フライはライトケイヒルでした。
 それにしても・・・厳しいなぁ。







 今回の釣行は3日間の滞在で、2日目は6月の時に釣った別の川も探ったのですが、こちらは水温が高いのかカワムツとオイカワの猛攻でイワナもヤマメ・アマゴも皆無でした。
 僕は釣り上がった魚止めの堰堤下で一度イワナのチェイスがあったのですが、フライの真下まで来て、潜ってしまいました。そのあとはフライを変えて粘っても全くノーチャンス。




 そして最終日となる3日目ですが、この日の午前中はちょっと趣向を変えて同行のヨシトモさんに改めてレッスンすることになりました。氏はフライフィッシング3年目で、桂川忍野をメインフィールドに釣りを続け、かなり上達しているのですが本格的な渓流ではまだ多くの面で経験が足りないようです。
 2日目に、現地でいつもエスコートしていただいているひらさんから簡単にポイントと流し方のレクチャーを受けて、ある程度できていないことも分かったようなので、その部分も含めて渓流釣り全般と特にイワナのポイントの狙い方を実際の釣りの中でレクチャーしました。


 まず重要なのはポイントへのアプローチと立ち位置です。特に、ポイントに対してどこに立つかと言うのは非常に重要です。慣れると直感的に何も考えずにできるようになりますが、初めはちょっと難しいと思います。この立ち位置次第でキャスティングのしやすさ、ナチュラルドリフトのしやすさ、そしてポイントを攻める順番などもかなり違ってくるので、目に見えるスキル以上に重要なことです。
 そしてイワナならではのポイントとその攻め方。イワナも活性の高いときはヤマメのように流心で釣れることもありますが、今回のように理由は分かりませんが積極的にエサを追わない状況の時は落ち込み脇の巻き返しや鏡の部分など細かなスポットを直接狙う点の釣りをしなければなりません。
 そういったポイントでの実践的なキャスティングやフライをポーズさせているときのライン保持などが重要となります。


 この写真のイワナは、そのレッスン中に落ち込み脇の巻き返しで僕が釣ったものです。ね、ヨシトモさん、今みたいにやっていたら釣れるでしょ!

 実際、この日の午後、彼は2尾のイワナをレッスン中に実践した通りに狙って釣り上げることができたそうです。僕とは別々に釣っていましたが、2尾目をランディングしている姿を偶然見ることができました。25cm以上ある立派なイワナだったようです。
 めでたしめでたし。



 最後に、毎度のことですが現地でこれ以上ないおもてなしと貴重なアドバイスを提供してくれるひらさんに大感謝!なのでした。
 僕らの釣行の直前の情報では高活性だったというのに期待に応えられなくて申し訳ないです(悲)。これで僕らが帰った後の今週末にひらさんが爆釣することだけは避けていただきたい、と言うのが僕の心からの願望なのであります!(苦笑)

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ロン、フィッシュ・オン!

米国から来日したロンさんと一緒に忍野へ行ってきました。新緑の美しい最高の季節ですね。