2014年12月6日土曜日

晩秋のオイカワ釣り

とある里川へオイカワ釣りへ行ってきました。

今日の気温は9度。
タフマグのコーヒーにウィスキーをゴボリ。
で、アイリッシュコーヒーです♪

いつもオイカワ釣りをする都市河川・多摩川中流とは異なり、山里の渓流に近い雰囲気のある川です。
ぼんやりと河原を歩いていると対岸にキジを見つけました。

写真では分かりにくいのですが、キジのオスです。
色鮮やかなオスが姿を見せるのは珍しいです。

なんとなく吉兆を感じて目の前の淵をじっくり観察すると、小さなライズ発見。
結んだばかりのニンフを外して、オイカワドライへ結び変えました。
結局この日の釣りはずっとこのフライだけを使い続けました。



最初のポイントはこんな所です。
分かりにくいですが、この奥に瀬があって、ゆっくりと手前に流れています。
向かって右のブッシュ際が深いエグレになっていてそこでライズもありました。

何匹か釣ってライズもなくなったので場所を移動。
河原を上流へ歩いていると、川岸の木の枝にカワセミを見つけたので、その下の瀞場で釣ることにしました。

写真奥に瀬があるのが見えるでしょうか。
その左側の木の枝にカワセミがいました。
残念ながらカワセミの写真は撮れず。

川岸に座って静かに流れを観察すると・・・、
瀬尻のところでやはりオイカワのライズがあります。
カワセミは嘘をつきません(笑)。

写真を撮っている場所は、その瀬尻のポイントの10m程下流です。
実際の釣りもこの場所からキャスティングをしました。
片膝をついてしゃがんだまま、不用意に近づきすぎないことが、
この時期のオイカワをライズフィッシングで楽しむコツかもしれません。
トラウトフィッシングそのものです。

ここ数年、僕はオイカワを釣るときはフェザントテールニンフミッジマゴットBHミッジラーバなどを使ってウェットフライ的なニンフィングをすることが多いのですが、今日はドライフライにこだわってみました。

実を言えば今日はライズがあるとは思っていなかったのですが、予想に反してポツリポツリと見つけることができました。
もちろん盛期の、雨降るようなライズと言うわけにはいきませんが、それでも時折見られる小さなライズを大切に楽しむことにします。
ライズがやんだら出るまで待ち、一尾釣ったら休んでもう一度ライズがはじまるのを待ちます。

釣りをするときもポイントを休める時も、ポイントの10m程下流の岸辺にしゃがんだまま。
活性の高い夏のオイカワなら関係ないのですが、この時期はオイカワといえどもなるべく魚に警戒心を与えないように注意が必要です。

でもこういうオイカワ釣りは初めてだったナァ。
たかがオイカワ、されどオイカワ。これもまた楽しいアプローチです♪










今日はこのポイントでじっくりのんびり1時間ほど楽しんで終わりにしました。
釣っては逃がし、逃がしてはライズを待ってまた釣り・・・。
渓流で鱒釣りをする様な静かなアプローチでの釣り方だけど、鱒とは違って静かに待っていればいくらでも魚は出てきそうでした(笑)。
やはりカワセミは良いポイント知ってるナ!

ホントはもうちょっと続けたかったのだけれど、4時前くらいに突然曇り空が晴れて山に日が差し、それとともになぜかポツリポツリと雨が・・・。
キツネの嫁入りの天気雨ってヤツですが、傘を持ってきていなかったし、山里でキツネに化かされて帰れなくなっても困るので、やっぱりコレでおしまい。


川岸に立った時間は正味2時間半くらいだったでしょうか。
晩秋の一日をのんびり楽しむことができました。

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