恐らく今シーズンラストとなるであろう、トラウトフィッシングへ行って来ました。
場所は最近お気に入りの「秩父フライフィールド」です。
本日快晴! |
紅葉の中のんびりと鱒釣り、最高です! |
当日は午前中から昼過ぎまで16番サイズのドライフライはほぼ例外なく見切られていました。
管理釣り場とは言え、フライフィッシング(とテンカラ)専用のキャッチアンドリリース型フィールドなので、連日の釣り人の影響ですれてくるのはいたし方ありません。
どうしてもドライフライに拘るのであれば20番以下のミッジフライを用意した方が良さそうです。
そこで僕は作戦変更。
ライズはあるので、水面直下をウェットフライで狙うことにしました。
レッドタグ、ソフトハックルなどをドライフライ同様にアップストリームキャストで狙うこともありますが、ライズ上流から送り込んだり、或いはダウン・アンド・アクロスで流れを横切らせたりと、ドライフライとは違った想像力の必要な釣りを楽しみました。
レッドタグ(#14) |
ソフトハックル(#16) |
このフライは写真ではちょっと分かりにくいですが、 テールとボディをフェザントテイルで巻いたソフトハックルフライ 「フェザントテイル・スパイダー」です。 このフライも僕のライズフィッシングには欠かせないパターンです。 サイズはやはり14番です。 |
ちょっと意外に思った方がいらっしゃるでしょうか?
ドライフライでは20番以下のミッジでないと釣れない。
でも、同じライズの魚がウェットフライなら14番で釣れる。
???
不思議ですよね。
これがウェットフライの魅力とも言えるし、「水面」というフィルターの上か下かで劇的に反応が変わるのは、魚たちが水中に生きる生物だということを如実に現しているのかもしれません。
□ □ □
そんなこんなでウェットフライフィッシングを堪能したのですが、15:00頃になるとそれまでのユスリカ以外に水面を飛ぶメイフライが見られるようになりました。
ライズを確認すると、空中を静かに飛翔するメイフライにジャンプして捕食するトラウトも確認できました。
ここでフライをドライフライに変更。
イブニングの時間帯でもあり、少々大きめの14番を結びます。
最近お気に入りのメイフライ。 |
フライフィッシングは不思議な遊びです。
魚を釣ることが最大の目的には違いないのですが、そのためには周囲の自然そのものを良く観察することが重要となります。
今回もドライフライで釣りやすい時間になったことを、自然が自ら教えてくれました。
僕が鱒釣りが大好きな理由はこんなところかもしれません。
(そういった意味でも、この自然河川型の管理釣り場は貴重ですネ。)
□ □ □
蛇足ですが、西武秩父駅にはアーケード方の仲見世があって賑わっています。
釣りを愉しんだあとは、家族へのお土産を用意することも可能。
結構重要な事です(笑)。
仲見世 |
お土産は秩父産のきのことうどん。 |
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